大和朝廷の時代からの祈りの場所「城原神社」散策レポート【大分穴場観光スポット】
- 史帆 市原
- 3月24日
- 読了時間: 5分

竹田の奥にひっそりと佇む、歴史ある神社
今回ご紹介するのは城原神社(きばるじんじゃ)。大分県竹田市の里山エリア城原にある、静かな場所。その作りの重厚さに「ここはきっと由緒ある神社なんだろうな〜」と素人でも感じてしまう惚れ惚れな作り。トトロみたいな巨大な木の存在にもテンションが上がります。調べてみると、この神社の起源は1900年も前??この記事では、そんな城原神社の魅力を、観光スポットとしての見どころと、実際に行ったレポートの両面からご紹介します。
私たちについて
私たちは東京から竹田に移住して10年。シェアハウスと竹田まちホテルという小さな宿を営んでいます。ガイドブックには載っていないけど、何度でも行きたくなる「ここはすごい!」という場所が竹田にはあちこちにあります。そんな竹田のディープスポットを少しずつ紹介していきたいと思っています。観光地化された場所に刺激を感じなくなった人に、特におすすめです。
城原神社どんな神社?大分竹田の観光スポット

城原神社は、大分県竹田市城原地区にある八幡社です。その始まりはとても古く、伝承によると第12代・景行天皇(けいこうてんのう)の時代、今からおよそ1900年前にさかのぼると言われています。
大和朝廷が九州の土着の勢力「土蜘蛛(つちぐも)」を討伐した際、この場所が狼煙(のろし)を上げる拠点として使われたという話が、社伝として今も語り継がれています。
ちなみに、この話は『古事記』や『日本書紀』に直接記されているわけではなく、神社に伝わる社伝(神社の由緒)として今も大切に語り継がれているもの。景行天皇の時代は、記録が残るようになる以前の“伝説と歴史のはざま”のような時代。正確な史実ではないかもしれませんが、それでもこの地に人々の祈りが長く積み重ねられてきたことは確かです。
その後、神社は八幡信仰の流れを受けて整えられていき、現在は社伝によると応神天皇、神功皇后、仲哀天皇を祭神とする由緒ある神社となっています(歴史の流れ、信仰の変化に沿って、祀られる神も少しずつ変わっていく。これもおもしろいところ)。
今の社殿は1887(明治20)年に再建されたものですが、長い歴史の中で何度も建て替えられ、地域の人々に守られてきました。
城原神社、行ってきた!|春の日の散策レポート
私たち家族はこの神社が好きで、いろんな季節に行っています。カメラを持って春の日にお散歩に行ったので、その時の様子をレポートしますね。

まず、駐車場。城原神社の入り口の少し先に自販機のある駐車場があります。特に看板はないけれど、ここに停めてOK。

杉の木が立ち並ぶ道を歩いて、正面の入り口の方に進む。人間、ちっちゃ!

奥には手水舎が。

龍の口から水が出ています。かっこいい。

神社は水路にぐるりと取り囲まれていて、ゆるいアーチを描いた小さな石の橋を渡って中に入ります。

鳥居と、楼門(ろうもん)の組み合わせがかっこいいんですよね。楼門の立派なこと立派なこと。屋根の作り、曲線が美しい〜。こういう木の美しさって、現代建築にはなかなかないよな。

どうも。おじゃまします。風神雷神じゃないんだ。

あ、どうも〜。口の中だけ、赤い。こんにちは。

奥に進むと朱塗りの拝殿が目に入ります。こっちは無垢じゃないんですね。

右手側には、神楽を踊る舞台が。

大事なお参りタイム。

なぜか、ワンピースにパーティーバック(古着屋で買った)を持っておしゃれしてきた娘も手を合わせて。

お参りの後は、ぐるりと散策。まずは大好きな木に挨拶。多分この神社で一番古くから立っている木。今は、途中で切られてしまっていて上の方はありません。でも、木のウロがあって中が空洞に。トトロがいないかチェック。
私「トトロいる〜?」
娘「いな〜い」
この日はいませんでした。

神社の神殿も、かっこいい。拝殿とちがい、こちらは無垢。

奥にある、こういうやつ(なんていうんだろう)もすてき。かくれんぼの隠れ場所にもぴったり。
奥のどこにも木の影が。杉に守られた神社というイメージです。
季節ごとの表情と、地元の人とのつながり
地元の方に聞くと、「七五三やお正月の初詣にも行くよ」という人も多い城原神社。節目ごとに訪れる“自分の場所”のような存在なのかもしれません。
特におすすめなのは夏と秋。夏は木陰が心地よく、虫の声と風の音しか聞こえない静けさ。秋には落ち葉がカサカサと足元を彩って、また違う趣があります。
私たちも、季節の変わり目に立ち寄る場所のひとつ。子どもたちと一緒にかくれんぼをするのが最高。神様が後ろにいそうな、不思議な感覚を覚えます。
アクセスと、竹田まちホテルからのおすすめコース
城原神社(城原八幡社)詳細
住所:大分県竹田市米納 google map
駐車場:あり
トイレ:あり
城原神社へは、竹田市街地から車で約20分。道中は田んぼと山に囲まれた、のどかな景色の中をドライブできます。
今回みたいに「半日でちょっといいところ行きたい」という日には、以下のコースがおすすめ:
城原神社 → 上坂田の磨崖仏 → 黄牛の滝
どこも近くて、ぐるっと回っても3〜4時間ほどで楽しめます。
実際に行ったこのコースでの散策レポートはこちら。
📍 竹田まちホテル
観光の拠点には「竹田まちホテル」がおすすめ。城原神社へもアクセスしやすく、寝室と
リビングがあって広々です。
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